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オマケの猫漫画と、翻訳ミステリ部活動記録「そしてミランダを殺す」読了とちょっと漏れた毒と(ゑ) #死ぬ前に読め #翻訳 #海外ミステリ #活字中毒

@今日は本ネタなので、興味がない人のために
最初になつかしい猫漫画をオマケ

ささっ君


ささっ君


ささっ君


ささっ君
是より下は本の話。





@其の壱

ここのところ、老眼に鞭打ち
精力的にミステリに取り組んでいるのは
↓これをTwitterで見たからなんだけど・・・


普段はこういう賞を参考に本を読むなんてことは全くないわけ。

活字中毒者な友人たちの評のほうがよっぽど
当たりに遭遇する確率が高いので、出版社の力が影響したり
年に1冊しか読まないような、素人が投票するミステリ賞なんてのは
これっぽっちもあてにしてないんだけど
ミステリ大賞のノミネート作品を見ると,割とまともな感じを受けた(?)わけ。
(超エラソーでゴメン)

私は(友人たちも)老眼に苦しめられ、もう人生の折り返しを過ぎ
駄作に付き合っている暇も視力もこれっぽっちもないので
年に1冊か2冊しか本を読まないような人の書評を気になんて
していられないけれど、翻訳家が選ぶミステリってのが気になったし

投票資格、投票方法
投票資格:フィクション、ノンフィクションを問わず、訳書または共訳書が少なくとも一冊ある方で、最終候補作5作すべてを読了した方。


5冊全部を読んでないと投票できないって好いじゃない。

投票するために少なくとも1万円は出してるってことだもんね。

引用元@http://honyakumystery.jp/10579

ということで・・・
翻訳ミステリ大賞 最終ノミネート作品
デニス・ルヘインから読み(感想はこちら→http://nekokimadara.blog.fc2.com/blog-entry-122.html
次は務台夏子訳「そしてミランダを殺す」に突入したわけだけど・・・


ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声をかけられる。彼は酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」と漏らす。話を聞いたリリーは、ミランダは殺されて当然と断じ、殺人を正当化する独自の理論を展開してテッドの妻殺害への協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され、決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。4人の男女のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防が語られるスリリングな快作!



これがさ、冒頭数ページから面白いわけ。

訳者さんや書評家さんらはパトリシア・ハイスミスの「見知らぬ乗客」への
オマージュじゃないかって書いておられる方が多かったけど
私の脳裏に思い浮かんだハイスミス作品は


↑こっち@大昔に書いた水の墓碑銘の感想ページ

ちなみに私はハイスミスが大好きで、いつか必ず
全作が絶版になる日が来るだろうと
(河出文庫が「見知らぬ乗客」の新装版を出していて驚いた。有難う)
判る範囲で著作リストを作ってたんだよね→自作のパトリシア・ハイスミス著作リスト
(感想を埋める余裕はなかったんだけど今からでも遅くないな)

話がふらふら飛んで御免(💦💦💦)
話をミランダ~に戻すと
物語は3部構成で描かれていて、1部はテッドの「僕」とリリーの「私」という
一人称で交互に語られていくわけ。

テッドが語るのは現在で、リリーが語るのは少女時代から
今現在に至るまで。

で、読者にはリリーがサイコパスだと早い段階で
知れるわけだけど、彼女にはモラルや道徳心は無いんだけど
自分の中に一本通っている「ルール」のようなものがあって
そのルールに則って物語は意外な方角に動き出すんだよね。

そして、2部からがまた面白いわけよ。

1部はテッドとリリーの語りで進んだんだけど
2部からはミランダの語りも入ってくるわけ。
そして、3部からはリリーに恋心を抱く刑事の語りまで加わり
1人称多視点って書けばひとことで終わる話なんだけど(爆)
物語をそれぞれの登場人物の目で追っていくことになるわけ。

ハイスミスとの圧倒的な差は「結末」になるんだけど
これはもろもろを書いちゃうとネタバレになるので触らずに終わる。

活字中毒者仲間たちよ、黙って読め、今すぐ読め、死ぬ前に読め。そして感想を待つ(爆。





@其の弐

務台夏子さんの訳は相変わらず素晴らしくて
訳文のことなんてこれっぽっちも気にせずに読み終わったんだけど
務台さん特有の文学的言い回し?な文章が格段に減っているように感じた。

若い読者なんか気にせずに務台さんの良さを削らないでほしいなと
出版社(東京創元社)の中の人にお願いしたい。



是より下、若干毒が含まれるので危険です💦





@其の参

最終ノミネートの5作品すべてを読もうと思っているんだけど
カササギ殺人事件だけは(?)読めないかもしてない。

というのも・・・クリスティへのオマージュって書いてあるんだよね。
(私はクリスティはその殆どを子供の頃に読んでいるけど苦手(💦💦💦)
その上、図書館に”いちおう”予約を入れたら18番目だって。

予約の順番が来た頃には、先に読んだすべてを忘れそう。

ってかさ、日本人ってほんとクリスティ好きだよね。

クリスティへのオマージュって書いてあったら
誰でも読みたがるん?不思議。


ちなみに福岡や熊本でも読書会が行われているらしい。

行ってみたいけど、クラッシックミステリしか読まない
後ろ向きな人と話したくないし「昔はよかった」とか
フーダニットとか、本格とかアリバイ崩しとか聞きたくな・・・(ヲイヲイ。






@其の肆

翻訳ミステリが好きっていうんだったら
版権が切れて版元しか儲からないような
古典や絶版本を薦めるんじゃなくて
今現在進行形で書いている、生きている作家の本を薦めればいいのに。

それでなくとも、紙の本には勢いがないのにと思う。

過去には福岡にもミステリ愛好家による読書会が
結成されていたらしいけど2015年を最後に終わっているらしい。

そりゃ、そうだよね。

ヤングアダルトの洋書を持ち寄って、英文で読書会だなんて
続くわけないやんけ。

本を読む人自体が減っているのに
その中でミステリを読む人に絞り
尚且つ海外ミステリを好む人に絞ったうえで、さらに英語が読める人で
ヤングアダルト本ってどうよ。

インテリな相手でも探そうっていう婚活かよと(ヲイヲイ)・・・以下自粛。
(↑多分に僻みが入っとります(;^_^A)
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