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オマケの猫漫画と、パトリシア・ハイスミスとクレア・モーガン名義の「キャロル」と河出文庫の中の人への御礼と

ささっ君



ささっ君



ささっ君



ささっ君
これ以降は「字」しかありません。





@其の壱

パトリシア・ハイスミスというと映画の原作者としてのほうが
知られているのかもしれないけど
1921年にアメリカで生まれ、1995年にスイスで亡くなった
多作なミステリ作家だったわけ。

映画だと・・・

ご覧になった方も多いんじゃなかろうかと。

で、彼女の作風だけど処女長編「見知らぬ乗客」からして異質で
物語の本筋は「交換殺人」だったわけ。

交換殺人を提案された主人公が(互いに互いの殺したい人を殺し合う)
追い詰められていく様を描いたサスペンスというか
今考えたら心理描写にすぐれた普通の小説なわけだけど
ハイスミスの描く狂気というか作風が
当時のアメリカではまったく受け入れられなかったらしい。

性善説信仰(?)の強いアメリカでサイコパスやストーカーなどという
治そうにも治せない病気持ち(ヲイヲイ)がいる事さえ
許せなかっただろうから、ハイスミスの描く狂気が
アメリカ人向けじゃなかったという事なんだろう。

だもんで、ハイスミスの作品は映画化はされているけど
映画の結末は原作本と大きく違っていて
作品を理解されない恨みつらみが大きかったのか?分からないけど
ハイスミスは本国アメリカを出てヨーロッパへ移住しちゃうんである。
(ヨーロッパ、とくに仏で絶大な人気を誇っていたらしい)

で、私はというとドンピシャリで好きな作家だったもんだから
絶版になる以前に読み漁ってたわけだけど
その当時から、執拗に『人間が抱く闇』を描くハイスミスは
いつか市場から消えると確信していたわけ。

それで→パトリシア・ハイスミス 著作リスト
↑チマチマとタグ打って作ったわけよ、誰か褒めて(ゑ)。

消えると確信していたわけだから
その殆どが絶版だろうと
昨日 検索してみたんだけど・・・驚いた。


どこかが邦訳してくれないかと夢にまで見た
クレア・モーガン名義のキャロルが邦訳されてた。

映画化されてたからかな(ハイスミス原作だと知らなかった。

↑これね、1952年に発表されたレズビアンの物語で
当時のアメリカからすると、異性と恋愛できない同性愛の人=病気だったわけよね。

信仰で治ると思われていたような時代に
デビューしたての作家が気やすく扱えるようなネタじゃないもんだから
クレア・モーガンという別名で発表されたわけ。

ハイスミスがヨーロッパに移り、売れっ子になってからも
事情はそうは変わらなかったようで
日本ではもちろん邦訳が出ることもなく、作家本人が
レズビアンだということも公にされることはなかったわけ。

それが、今頃になって邦訳本が出ているだなんて
初出は1952年ですよ!。

驚いた。


見知らぬ乗客やリプリーも新訳で登場していて
まさか?!と目を疑っている次第💦

河出書房の中の人、ほんとうに有難う御座います。


訳者の柿沼 瑛子さんは確か「水の墓碑銘」も
訳されてたんじゃなかったっけなぁ。

あんまり好きな作品(主人公?)じゃないって
書いてあったような記憶で
正直でいいなと思いつつあとがきを読んだんだっけ。


わたしはというと代表作といわれているリプリーシリーズよりも



こんな感じがお勧め作品。

読ませてもらえただけでも御の字なんだから
悪態は吐きたくないけど(ゑ)古い本は訳が酷いのがちらほらあるんだよね。

なので、新訳で読んでみたい作品が多数ある。

柿沼さんで、ぜひ新訳をお願いします。>河出書房の中の人へ
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| 本と洋画と海外ドラマ | 22:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは!
GWを通して盆まで正月モードで浮ついています

ハイスミス読んでないんですけど、映画はいずれも
大好きな作品。特にキャロルのケイト・ブランシェットに惚れました!。ついでに違うけどブルージンジャーも。

小説でミランダにつながったのは、「あれ」でしたが
映画だとなぜかダイヤルMの新作を思い出したんですよね。

毎日ちょっぴりずつしか読めないので長ーく楽しい。
まるで遅すぎる私のマラソンへの誉め言葉みたい。

人の倍楽しめますね!・・・はい、ありがとう(笑)

| 怪しい火星人 | 2019/05/08 12:39 | URL |

Re: ダイヤルM!!!

> こんにちは!
> GWを通して盆まで正月モードで浮ついています
姫様 こんにちは。遅くなりました。
承認押すの忘れがちで(^_^;)

> ハイスミス読んでないんですけど、映画はいずれも
> 大好きな作品。特にキャロルのケイト・ブランシェットに惚れました!。ついでに違うけどブルージンジャーも。

ケイトさん、ほんと綺麗ですよね
あんな綺麗な人 生で一度見てみたい(笑)
女ばかり8人の強盗の映画(題名が出てこないw)
あのケイトさんも綺麗だった💞

> 小説でミランダにつながったのは、「あれ」でしたが
> 映画だとなぜかダイヤルMの新作を思い出したんですよね。
私 あのダイヤルM!すきなんですよ
映画も(新旧)本も(爆

> 毎日ちょっぴりずつしか読めないので長ーく楽しい。
> まるで遅すぎる私のマラソンへの誉め言葉みたい。
> 人の倍楽しめますね!・・・はい、ありがとう(笑)

ミランダ、結構楽しいですよね?
わたしあーいうタイプのサイコな物語、好みで
いつまでも好きですwww
マラソン続いてますね~爪の垢欲しいw

| 猫木 斑 | 2019/05/10 17:31 | URL | ≫ EDIT















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