FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ジャック・リーチャーの紹介と活字中毒者ミステリ部部員活動記録「ミッドナイトライン&彼女のかけら」読了で感想 #死ぬ前に読め #翻訳 #海外ミステリ #活字中毒 #推理小説


私は、ジャック・リーチャー物の翻訳が始まった当初から
(私と友人は、だな)リーチャーの私設応援団を名乗るほど
本シリーズを推していて、それで新刊が出るのを心待ちにしているわけだけど
初めての方のために主人公ジャック・リーチャーの紹介をば。



ジャック・リーチャーは元軍警務官で最終の階級は少佐。

ベルリンの壁崩壊後、東西の冷戦も終わりを告げたのだが
その激動のさなか、リーチャーは
軍縮へと向かう軍部に別れを決意し退役(名誉除隊)。

彼は軍人だった父親とともに世界中の基地を転々と
していたため、アメリカ人でありながら
アメリカの文化をまったく知らないままだったので
除隊後は一人アメリカを流浪して失った時間を取り戻していたんだけど
たまたま立ち寄った田舎町でいきなり殺人容疑で逮捕される。
(シリーズ1話『キリングフロアー』)
そんで、無罪を主張するも土曜日で諸手続きが出来ないからと
いうばかばかしい理由で刑務所に移送される。

で、なぜかリーチャーは刑務所の中でも終身刑をくらった
極悪非道な囚人たちのいるフロアーに収監され
命を狙われる羽目になり・・・というのが第1作の展開。

リーチャーは195センチ体重100キロ前後という
恵まれた体格をしていて、誰が見ても
アメリカ人には見えずどこぞのヨーロッパー人に見える。

体重は普段は100キロ前後だが立ち寄った町などで
日雇い作業などにつくと筋肉に厚みが増し
130キロを超えることもある。

彼の筋肉は強靭で
小口径の銃で(22口径)撃たれた事があるのだが
銃弾は彼の筋肉を貫通することが出来ず(?!)
一命をとりとめた事もあった。

目は氷河を思わせる冷たいブルーで
なぜか異様に女性にモテる・・・といった主人公が
アメリカを横断している間に
なぜか陰謀に巻き込まれたり、民兵組織のクーデターに
巻き込まれたりするといった展開の娯楽小説。

もうね、ほんとばかばかしいぐらい都合のよい巻き込まれ型のミステリで
こんなに何度も何度も民間人が巻き込まれるなんて変だよっって
思いつつも、面白くて止められんという不思議なミステリなんだよね。

(青文字は旧ブログに10年ほど前に書いたもの)

トム・クルーズ主演の映画化で観た方もおられるだろうけど
御多分に漏れず小説は100倍面白いんである。

2009年当時のリー・チャイルド著作リスト

で、これより新刊「ミッドナイト・ライン」だけど・・・

ジャック・リーチャーはいつものように女性に去られ
(モテるけどすぐフラれる)
いつものようにバスセンターに向かい、いつものように
一番早い出発のバスに乗り終点を目指す。

で、トイレ休憩で下りたウィスコンシン州のある質屋で
リーチャーは陸軍士官学校の卒業記念リングを見つける。

指輪のサイズは女性サイズ。

男でも全うするのが苦しい士官学校を無事に卒業した本人が
記念の指輪を手放したとは思えないリーチャーは
その指輪を買い取り、指輪を持ち込んだ主を手掛かりに
ウィスコンシン州からワイオミング州へ・・・という物語。
(ワイオミング州でネイト・ロマノウスキやジョー・ピケットが
出てきたら面白いのになと思いつつ(謎)

本作はいつものように巻き込まれ形のスリラーなんんだけど
今回は巻き込まれるというか自分から事件に突っ込んだ形で
初期の「反撃」に立ち戻ったかのような内容だった。

私的には大満足の作品だったんだけど、つい先日・・・
トム・クルーズ主演の映画が終わるかもというニュースを見て
これで今度こそ邦訳が止まるんじゃないかと
ガクガクブルブルと怯えている。

「警鐘」が出た後「前夜」まで、邦訳が5年空いたんだけど
ほんとならあのまま邦訳終了になっていたはずで
それもこれもトム様が主演したから
「前夜」以降を読めたのだと思っているんだよね。

主演が彼じゃなくて、そこいらに居る体が大きいだけが売りの
アクション俳優が演じたなら
とっくに映画化も邦訳も終わっていたと思うんよね。

という事で、ワタクシの友人たちは既に読んでいると思われるので
そこの貴方、死ぬ前に読んでみてください。

訳者さんもお上手なので、翻訳本が苦手な人にもお薦め。




「彼女のかけら」

30歳にもなるのに、未だ母親と同居している
おどおどとして気の弱い女性アンディが
逃亡劇を繰り広げることになる物語なんだけど
アンディがショッピングモールで母とランチ中に
いきなり銃の乱射事件が起こるわけ。

目の前で他の母娘が殺されるのを見て、次は自分が撃たれると
アンディは動揺するわけだけど
そこで、アンディの母が落ち着きを見せ
勇敢にも犯人と対峙していたかと思ったらば・・・
逆に銃の乱射犯の喉をナイフで掻き切って(斬ってかな)殺してしまうわけ。

その喉を掻き切るシーンが、その場にいた人の撮った動画で拡散し
母は一躍「時の人」となるわけだけど、母が急に
家を出て行けと娘に告げるわけ。

で、なんでそんなに急に追い出されるのかと肩を落とし
家を(離れ)出ようとしたその時、不審者が母屋に侵入するのを目撃。

で、家にこっそり忍び寄りアンディは犯人をフライパンで
殴り殺しちゃうんだけど、母は犯人の車に乗って
今すぐアイダホを目指せというんよね。

ソファの中から母名義の偽の身分証と、現金ととある貸倉庫の鍵を渡され
「誰にも連絡を取らず今すぐ逃げろ」と言われ
アンディはなぜ母が偽の身分証を持っているのかと
訝りつつも指示通りに逃亡を始め・・・という展開の物語。

で、ぶっちゃけると母が、というか母の過去が物語の鍵になるんだけど
それがさ~チンケな理由なんよね。

母が偽の身分証を持っている&大金を現金で隠し持っている&なぜか何者かに追われているという謎自体は非常に面白くて快調に読み進めたんだけど、オチがもうちょっとどげんかならんかったんやろうか?という感想。

決して駄作じゃないけどなぁ。子供だましのストーリーというか
現実味がないんだよねぇ。

だけども、尼損のレビューを見ていると他の作品はどれも
評価が高くて、これだけが☆2つ半なので
たまたま手に取った作品が悪かったという可能性も高いので
もう1作品、読んでみるつもり。






番外編@其の壱で「となりの地衣類」。

地衣類って漠然と「コケ(苔」の類だと思っていたんだけど
どうもそう単純ではなくて、DNAなのかゲノムなのかを
調べてみないとその種さえ確定できないくらい
不思議な生き物なんだそうな。

で植物かと思いきや菌と共生???したりしている?んだそうで
(↑全く解っていない段階💦)それで地衣類の類とは
何だろう?っと興味を持った時、活字中毒者なので読むのは苦にならないわけ。

それで図書館で借りてみたんだけどさ、写真じゃなくてイラストなんだよね。

作者は理数系の人?にしては文章が達者で
面白い読み物ではあるんだけど
初心者は写真でその物体を見たいわけよねぇ。

こんど図鑑でも借りて来るか。




番外編@其の弐


久しぶりに、面白い映画を観た気がした作品。

ただし、好む人は一部かもしれない💦。
スポンサーサイト



| 本と洋画と海外ドラマ | 19:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ワイオミング州でネイト・ロマノウスキやジョー・ピケットが
出てきたら・・・
ギャハハハ!!!!バンバン(机たたく)もう、泣く!絶対泣く!くらい読んでみたい。リンカーンべ弁護士とボッシュ!!!妄想炸裂

彼女のかけら。思い出した。結末は忘れてるけど・・・やっぱりおもしろくなかったのかなぁ。

| 怪しい火星人 | 2019/06/14 08:37 | URL |

Re: 姫様 こんにちは

> > ワイオミング州でネイト・ロマノウスキやジョー・ピケットが
> > 出てきたら・・・
> > ギャハハハ!!!!バンバン(机たたく)もう、泣く!絶対泣く!くらい読んでみたい。リンカーンべ弁護士とボッシュ!!!妄想炸裂
> でしょう???こういうのやってくれたらいいのにね
> 友情出演というか~。
>
> > 彼女のかけら。思い出した。結末は忘れてるけど・・・やっぱりおもしろくなかったのかなぁ。
> うーーーん。わりと冒頭は面白かったので
> 上下巻にしないで短くまとめると良かったのかも(^_^;)

| 猫木 斑 | 2019/06/24 22:49 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

https://nekokimadara.blog.fc2.com/tb.php/179-e15a826c

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT